もう読みました?
被リンクは死ぬのか?マット・カッツの話を和訳してみた http://notnil-creative.com/blog/archives/3039
これってWordPresserには朗報じゃないでしょうか?
非常にざっくり言うとGoogleは被リンクよりも誰が書いたか、を重要視するようになる、ということだと思います。
いくらソーシャルが台頭してきても検索エンジンの上位に表示されることは相変わらず重要です。
SEOが花盛りの頃はページランクとか被リンク(他のサイトからリンクされている)が重要なので、力業のSEOばかりでしたよね。(今も?)
GoogleにとってSEOは敵です。検索エンジンの価値を落とすのがSEOですから。
そもそもなぜ皆さんが検索エンジンを使うか、というと、沢山のサイトをすべて見て回る時間はないから、手っ取り早く自分が探している内容が載っているページを探したいのです。
じゃあその内容とはなにか、をGoogleに教えるためにキーワードを入力します。
Googleは独自の判断ロジックで各サイトの各ページに順位をつけて一覧表示します。私たちは、その独自の判断ロジックを信用して検索結果の上位から眺めていくのです。
SEOというのはこの独自の判断ロジックを逆手にとって、本当は上位に表示されないんだけど、上位に表示させてしまう、というテクニックなわけで、独自の判断ロジックを脅かすものになります。
それにそんなにクリックして欲しいなら、広告を出すという手があります。広告で大きくなった会社ですから広告は最も重要です。
その広告を出稿せずにそのお金をSEOにかけるとしたら、Googleからしたら踏んだり蹴ったりなのです。
なので独自の判断ロジックはどんどん被リンクなどの工作できるものは意味がないという判断をしなくてはいけません。
じゃあなにを判断基準にするか、という話です。
文章の内容を判断し、さらに誰が書いたか、を重要にしていくよ、ということです。
これはWordPressでいうAuthorです。
WordPressでは誰が書いたかというのがわかるようになっています。この記事の上にも
/author/書いた人のID
というリンクがありますね。おそらくGoogleはそのサイトがWordPressを使っているというのは認識しています。
その上で誰が書いたかが明確なページはそれだけでプラスになっていくことになると思います。
もちろん内容の判断が一番なんでしょう。じゃあその内容の判断って?
それは簡単なことではないので、今のところは実際にクリックした過去の人の動きやGoogleAnalyticsの結果などを総合的に判断するのでしょうね。
でもWordPressを使うことのメリットが一つ増えるかもしれませんよ。