UnityがTensorFlowに対応、という言い方があっているのか自信がありませんが、どうやら
「Unity上でTensorFlowの結果を受け取れるライブラリを作ったから試してみて」
が近いのかもしれません。
詳しくは
Introducing: Unity Machine Learning Agents
に解説があります。
これを日本語で解説されていてとてもわかりやすいページが
です。ここを参考に私も3DBallを試してみました。
見た目やパラメータは変更しています。ご了承ください。
機械学習の面白さは回数による学習の差、だと思うので、繰返し学習の回数を変更して試してみました。
まずは50回です。
板をわずかしか動かせていませんね。
500回
そんなに変化がありません。
1000回
やっぱり変化がありません。
2000回
板をそれなりに動かし始めました
3000回
突然うまくなりました。ほとんどボールを落としません。
5000回
もうめったに落としません。動きも滑らかです。これで学習完了でしょうか?
50000回
まるで悟りを開いたかのように板を水平に保ち始めました。
2000回と3000回の間、5000回と50000回の間に人間で言う「気付き」のようなものがあるのでしょうか。
なにかしきい値のようなものがあるように思います。
さて、この技術をなにに使うのかはアイデア次第だと思います。
機械学習は万能ではないのですが、条件付けを人間側できっちりしてあげればそれに答えてくれそうな、そしてその答えが有用な場合が沢山ありそうです。
今の私は思いつきませんが・・・