総合的にOculus RiftとHTC Vive比較してみる

Rift注文しても全然来ない。。(1ヶ月待った)

 

RiftをキャンセルしてViveを購入

https://www.vive.com/jp/

Riftをキャンセル(もう持ってるし)してセールになったVIVEを購入しました。

本当はデラックスオーディオストラップも欲しかったのですが、同時に購入して発送が遅くなったら嫌だなという思いから購入しませんでした(でももう昨日注文しました。さきほど発送メールがきました。)デジカという代理店、仕事が早い!

設置

やはり大変なのはベースステーションでしょう。

高い位置に対角線上に設置しなくてはいけません。

 

あとは本体ですが、広く動く(2.5m x 2.5m確保しています)にはわずかに短い。

HMDのケーブルを伸ばすのは大変ですが、

PCとの間には下の小さいボックスが存在します。

 

なので、HDMIケーブルとUSBケーブルを延長します。で、このボックスを天井に貼り付ければケーブルの取り回しはある程度楽になりました。

 

Riftとの比較

さて、ここからは率直なRiftとの違いを挙げてみます。

○1、おそらくViveのほうが映像がキレイ(解像度は同じです。微妙な差ではあります)

Riftは鼻の下にスペースがあって外がわずかに見えるが、Viveはほとんど見えないからその差かもしれない

○2、IPD(瞳孔間距離)の設定が広くできる(Riftはたしか72mmまで。Viveは74.3mmまでいける。私は広いんです)

○3、PC本体はUSB3.0を1つとHDMIがあればいい(RiftはUSB3.0が2つUSB2.0が1つ必要)

×4、重さはほとんど変わらない。が、デラックスオーディオストラップをつければ重くなるはず。(Riftはヘッドフォンがあるが、Viveはイヤホン付属のみ)

×5、Touch、じゃなかったコントローラーが充電式(Riftは単3、エネループもいける)で、電源は自分でONにする必要あり(Riftは電源の概念がない)あと重い。

×6、ベースステーションの設置が面倒(Riftは机の左右にセンサーを設置)

大きな仕組みの違い

仕組みとして大きく違うのは、HMDやコントローラーをトラッキングする手法です。

上の5と6はその違いのために×になっています(でも実はメリットもある)

まずRiftの場合は、HMDやTouchが赤外線を発します。それをカメラで受け取る仕組みです。

それにたいし、Viveは赤外線とレーザーをベースステーションが発します。

HDMとコントローラーはそれを受け取る側です。

仕組みとしては真逆です。

実際にこの真逆の仕組みが機能としてどのように影響するか、というと、

Viveの仕組みだと、ベースステーションの中にHMDやコントローラーがいくつあっても認識できます。

例えば同じスペースで2人が同時にゲームを体験したり、コントローラーを複数使ったゲームもできます。

実はイベントなどでベースステーションの混信が起こるなど、デメリットもあります。

コントローラーが大きいのも丸い部分はおそらくレーザーの受信部分です。

 

どちらにしろ殆どの方には関係ない話かもしれませんが。

関係オオアリなのが、ソフトのほうです。

以前にもかきましたが、RiftはOculusStoreという場所での購入になります。

たいしてViveはSteamからの購入です。

SteamにはVive対応、Rift対応が明記されています。

OculusStoreはRiftのみの対応です。Viveでは起動できません。

ということは、Riftを購入した場合

OculusStoreでもSteamでもどちらでも購入できます。

Viveを購入した場合、Steamでのみの購入です。

ソフトによっては両方共買えるものもあります。しかしまちまちなので、悩ましいところです。

ひとつ言えることは、Reviveというソフトがあります。非公式ではありますが、このソフトを導入すれば、ViveのSteamVRの中に、OculusStoreで購入したソフトが表示されるようになり、OculusStoreで購入したRift用のアプリをViveで起動できるようになります。保証はありませんが、結構動くソフトは多いようです。

両方比較して面白そうなソフトがあるほうを購入するほうがハードの比較検討よりも意味があると思います。

 

総合でどちらが買いか

今のところ価格(税込)が

Rift 54,000

Vive 84,110

ということを考えると、Riftです。

両方の差はかなり小さいと考えます。そうするとこの価格差は大きいです。

もちろん、コントローラーを3台使いたい、とか3m以上のスペースを確保して広い空間が欲しいとかだとViveになります。

しかし、設置が比較的簡単で価格も安い、OculusStoreはViveでは基本的に使えないものの買わないハードを気にしてもしょうがない。などとなるとやっぱり価格が大きいですよね。

GTX970以上のビデオカードを搭載したPCをお持ちの方、VRの世界へようこそ!

 

追記

今Viveを購入すると、

がついてきます。

https://www.vive.com/jp/setup/

のVIVEソフトウェアをダウンロードすると、OculusStoreみたいなアプリが入ります。

上記アプリはここに入ります。

ただ、いつまでかは不明です。

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