アメリカの話ですが、電話番号の表記にアルファベットが使えるそうですね。確かに数字の2の下にはABCの文字があります。
なので、例えばNAOMOだったら62666という番号と同等ということになります。日本の語呂合わせの電話番号よりもスマートだなと思いました。
まぁどちらにしろ電話番号を覚えるという作業は過去のものになりつつあると感じています。
ケータイであれSKYPEであれ、家庭用の電話機(持ってませんけど)であれリストから選択、ですよね。番号見るのは登録時のみ。
ただ、ビジネスフォン、というか会社に一般的に置いてある電話機は違います。短縮とかは使うでしょうが、外線押して電話番号押して…
という作業がいまだに全国で行われているんじゃないかと思います。なんというか前時代的では?
そもそもネット時代以前はとても便利だった電話も、今ではお荷物ではないですか?
電話に出る人がいて、その電話を保留して転送してという時間や手間はもったいなくないですか?
ケータイにかけるかメールするかでコトが済むことがほとんどな私にとっては、そういう電話は邪魔に感じていました。
というわけでまずは順序立てて実行する必要があるでしょう。第一弾として、市外局番の電話番号を無くします。かわりにIP電話を代表の番号とします。
市外局番ってその電話の相手がその地域に住んでいる、という意味で意義があるのかもしれませんが、実はIP電話なら福岡にいながら東京03が使えたりします。東京どころか海外の番号も使えます。あまり意味がないものになってきています。
これまでBBIQの光電話で番号を取得し、使っていたのですが、BBIQの光電話は解約します。
(BBIQに電話したときに解約するとこれまでの電話番号の再取得はできなくなります、と言われました。なるほど前時代的です。ますます必要のないものだと思いました)
かわりにFUSIONのIP−PHONEを使い、SIPサーバを使います。電話はSIPサーバが受け取り、内線に回します。内線といっても電話機があるのではなく、SIPクライアントです。現在はMacにはTelephoneというSIPクライアントを使っています。Bluetoothヘッドセットで電話ができます。統一ネットワークの内線に転送もできます。
iPhoneではAgePhoneを使っています。外出先でもIP-Phoneを受けることができます。
SIPサーバは(セキュリティ上)受信のみにしています。発信はIP-Phoneに直接接続してかければいいからです。
実はこの環境は今回構築したのではありません。少し前に構築済みでした。BBIQの光電話からIP-Phoneに転送していたのです。
こんな感じです。BBIQからFUSIONへの転送は固定で何百円かかかりますが、通話料はかかりません。
で、このBBIQを解約し、転送もなくなるのですが、FUSIONから下の環境は変えません。
どの会社にもオススメはできませんが、当たり前のようにある電話です。コストダウンや利便性の向上は意義のあるものになるかもしれませんね。