OpenCartのシステム設定

OpenCartは自由度の高い多言語、多通貨対応のショッピングカートシステムです。

 

日本語化しましたが、次はセッティング画面の項目を見てみます。

 

管理画面の中のシステム->設定です。

 スクリーンショット 2012 07 24 15 25 11

 

 

自分のストアを選択して(通常は一つのはずです)セッティング画面を表示してください。

一般・ストア・ローカル・オプション・画像・メール・不正・サーバーというタブがあります。まずは一般タブが開いています。

一般タブの内容は項目そのままです。FAX以外は赤い*(アスタリスク)があります。これは必須項目です。

スクリーンショット 2012 07 24 15 26 23

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストアタブです。タイトルはお気に入りに保存される文字列です。長いのはダメですが、必要なキーワードをきちんと織り込みましょう。

スクリーンショット 2012 07 24 15 37 39

テンプレートはcatalog -> view -> theme ->defaultにあります。このdefaultの中身は変更してはいけません。同フォルダに違う名前で保存して、テンプレートを追加してください。

ちなみにその新しいテンプレートにファイルがない場合は自動的にdefaultが使われます。つまり、変更したいテンプレートファイルだけをUPすればOKです。

 

標準レイアウトは、サブテンプレートを使います。サブテンプレートはシステム -> デザイン  -> レイアウトにあります。

そのままデフォルトでOKです。変更した場合はそのレイアウトを使用します。レイアウトの配置は拡張メニューのモジュールで設定できます。

 

ローカルタブです。国際化関係の内容です。県名が最初はローマ字です。変更したい場合は、システム->ロケーション->地域の中で修正してください。

言語はユーザーに表示されるページの言語、管理者の言語はこの管理画面の言語です。通貨は円を使用する場合、新しく追加する必要があります。

通貨自動アップデートはYahooFinanceから為替レートをDLして設定してくれるようです。

長さや重さは送料計算などに使えます。センチやインチ、キロやパウンドなどから設定します。

スクリーンショット 2012 07 24 15 46 20

 

システム->ロケーション->通貨で下記のようにしてyenを作って下さい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ISO_4217

にもあるように日本の円はJPYです。

スクリーンショット 2012 07 24 15 49 14

 

オプションの項目は非常に多いです。

アイテム数はページ単位で表示するときの1ページあたりの商品数です。

ダウンロードを許可はダウンロード商品(商品がデータの場合)のことです。

ギフト券はユーザーからユーザーにポイント(というか商品券)をメールで送ることができます。その金額の範囲です。

スクリーンショット 2012 07 24 16 12 47

 

税は税金の設定です。多地域なので、税金の設定はややこしいです。

ストアで税地域の選択は、税金の設定をどの国の設定を使用するか、です。

支払う人が日本にいて、アメリカに送る場合、アメリカの税計算をするのが送り先住所、日本の税計算をするのがお支払い住所です。

スクリーンショット 2012 07 24 16 15 11

アカウントのお客様グループは、お客様をグループ分けできます。商品の単価をグループ毎に違う設定にすることができます。

ログインしているユーザのみ価格を表示を「はい」にして、グループ分けをすると、ログインしたアカウントのグループに応じた価格を表示することができます。

 

重さを表示することができます。ゲスト購入はそのままの意味です。entry_order_statusは注文が入ったときのステータスです。

標準ではPendingになっています。その下の注文完了のステータスがCompleteです。

ここはシステム->ロケーション->注文ステータスで確認できます。

スクリーンショット 2012 07 24 16 20 07

 

標準では注文ステータスはこれだけ細かく分かれています。

スクリーンショット 2012 07 24 16 23 09

 

 

在庫の表示も選択できます。在庫がなくても購入可能にできます。

アフィリエイトを実施できます。(アフィリエイトアカウントを作成してもらう必要があります)

返品も注文と同じくステータスがあります。

スクリーンショット 2012 07 24 16 23 38

 

画像タブはストアのロゴ設定やfaviconの設定、各画像のサイズを設定します。

スクリーンショット 2012 07 24 16 25 16

 

メールの設定です。smtpホストを別にする必要がなければ、サーバでメールサーバが動いている場合はそのままでもメール送信できます。

アラートメールを設定でき、アラートメールを受け取るアドレスを追加できます。

スクリーンショット 2012 07 24 16 25 57

 

MaxMindという不正検出サービスがあるらしく、そのシステムを使用するかどうかです。

トラブルのあったクレジットカードを検出してくれる(?)サービスのようです。

スクリーンショット 2012 07 24 16 27 19

 

サーバータブです。SSL使用が設定できます。SEO URLは

example.com/index.php?route=product/category

こんな感じのurlを

example.com/desktops/

などとシンプルにしてくれます。カテゴリの名称をURLに使用できます。サーバはmodrewriteに対応している必要があります。

暗号キーには、なにか適当な文字列を入れて下さい。ここは一度設定したら変更しないでください。変更すると、ユーザーがログインできなくなります。

Google Analyticsのコードはここの最後に入れて下さい。

スクリーンショット 2012 07 24 16 29 06

 

設定画面だけでもこれだけあります。

大変ですが、項目が多いのは機能が多い証拠でもあります。

一度設定してしまえば済むところなので、最初にいっぺんにやってしまいましょう。